2018 4/3-9 クロアチア・イストリア100マイル 参加ツアー 旅行記① イストリアへ到着!


 神秘の国 クロアチアで開催される、イストリア100 参加ツアーが、2018年4月3日~9日初めて開催されました。

フィールズオンアースの走る添乗員、スタッフの久保が帯同した、今回のツアー旅行記をご案内いたします!

【イタリア・水の都ヴェネツィアへ到着】
クロアチアのイストリア半島は、クロアチア内でも西端に位置し、イタリアに近い場所にあります。
その為クロアチアの首都ザグレブから入るよりも、イタリアのヴェネツィアから入った方が距離、時間共に近くなります。

2018年のツアーでは、大会のご参加にフォーカスしたプログラムでのご案内となりましたが、1泊追加することでイタリア水の都「ヴェネツィア」を楽しむことも可能です。


世界遺産のドゥカーレ宮殿

4月は比較的、混雑も少ない時期で、気候も暑すぎずヴェネツィア観光には良い季節です。
それでも、お昼前後はサンマルコ寺院などは大変な行列が出来ていました。

【ヴェネツィアからクロアチアへ移動】

さて、ヴェネティア空港からは、ツアーの送迎車でクロアチアまで約2時間~3時間の車移動です。左手にイタリアのドロミテ山脈を眺めながら、アウトストラーダを進みます。イタリアからは最初に「スロベニア」に入ります。

そうです、このツアー実はたった1週間で3か国をまたぐツアーなのです。スロベニアに入ると景色は山がちになり、のどかな自然と集落の景色に変わります。スロベニアからクロアチアへ国境を超える際には、大抵の場合、陸路でのパスポートコントロールがあります。

陸路での国境越えが存在しない、われわれ日本人には新鮮な体験です。スロベニア警察が出国の審査を行い、すぐ50m先でクロアチア警察による入国審査があります。なので時間帯によってはかなり渋滞します。

【いよいよクロアチアに入国】

いよいよ目的地のクロアチアに入ります。右手にアドリア海を眺めながら、オリーブ畑の連なる丘陵地を抜けていくと、15分ほどでツアーのホテルに到着します。アドリア海に面した静かなリゾート地で、クロアチア最大のウルトラトレイル「イストリア100」のゴール地点であるUMAGの街です。

クロアチアは1990年代まで、民族紛争が絶えない、難しい歴史を重ねてきた国ですが、実際に降り立ってみるとその厳しい歴史を感じさせない、実に静かで平和な空気が流れています。
特に今回のツアーの舞台となる地域は人口密度も低く、オリーブ農園などに囲まれた小さな村や集落からなる地域で、交通量も少なく大変自然の美しい地域です。

丁度このイストリア100が開催される4月は、春の花々が咲き乱れ、丁度桜も開花していました。
イタリアからの移動もあり、そろそろお腹がすいてきたので、UMAG郊外のレストランへ。


【クロアチアの料理のおいしさに驚愕!】

せっかく初めての国クロアチアに来たので、旅の楽しみはやはりグルメ!
そこでホテルから約10分ほど車で移動し、郊外の小さな集落にある一軒家のレストランへ入ります。

クロアチアでは、町の中心地にももちろんレストランはあるのですが、こうして町から少し離れた場所に一軒家のレストランが多数あります。
「Konoba(コノバ)」と名前につくクロアチアのレストラン、直訳すると「居酒屋」と訳されますが、庶民が日常的に訪れる「ブラッスリー」のような、敷居が低いながらも、大変おいしい料理を出してくれる店が多いとうわさには聞いていました。

街から離れた場所にこうした一軒家のレストランはありますので、現地に精通したドライバーがアクセスには必要になります。
やはりこうした隠れた名店に行けるのは少人数ツアーならではの特典です。

そして、このイストリア地方は世界三大珍味の「トリュフ」の名産地でも世界的に有名です。
特に白トリュフは世界でもイタリアとここクロアチアのイストリアでしか、世界に流通する量の白トリュフは取れないと言われており、大変貴重なトリュフの名産地です。

他に周りに商店の無い、静かな集落にポツンと明かりがともる風情のある一軒家のレストランに入ると、店の中心に大きな「暖炉」があります。
この大きな暖炉を中心に配置されたレストランが、クロアチアの「Konoba」独特のスタイルのようです。
確かにこうした大きな暖炉は、市街地の集合住宅では設置が難しく、なぜこうした郊外に一軒家としてお店を構えるのか、納得できる理由の一つです。


大きな暖炉で炭火で丁寧に焼かれるランプステーキ

せっかくトリュフの名産地に来たのだから、やはりそれを食べないわけにはいきません!
というわけで、待望のトリュフソースのランプステーキを注文します。

Konobaではこの暖炉でお肉や魚を焼く、専門の焼き方シェフがいます。炭で火力を絶妙に調整し、レア、ミディアム、ウェルダムを焼き分ける技術はまさに職人です。

待っている間に、ウェイターが「うちで焼いている自家製のパンがあるけどどうですか?」と勧めてくれたので、
早速注文。 少しして焼きたててとても暖かいいい香りのするパンが運ばれてきました。

「このパンにはイストリア産のオリーブオイルがよく合うよ、お皿に少し垂らしてパンにつけながら食べてみて」
とお勧めの食べ方を教えてくれました。

テーブルには3本も異なる種類のオリーブオイルのボトルがあり、その中で昨年のオリーブオイル世界コンテストで金賞を取ったというイストリア産のオリーブオイルを試します。

非常に鮮やかな透き通った明るい黄緑色で、まずその色の美しさに見とれてしまいます。
便からお皿に垂らしただけで、非常にさわやかなオリーブの香りが鼻を抜けていきます。


焼きたてほかほかの自家製パンとイストリア産の三種のオリーブオイル

鮮やかなグリーンのオリーブオイルを温かい焼きたてパンにつけて、ひとくち。。
「・・・!!!」
「なにこれ!!??」
口の中に一気に広がるさわやかなオリーブの香り! もっちもちの焼き立てパン!
なんて美味しいんでしょう!!

今まで食べてきたオリーブオイルとは全く別のオイルのような、透き通った味です。
まだステーキも来ていないのに、もうパンを食べる手を止めることが出来ません。
一つ、また一つとオリーブオイルを付けたパンを口に運びます。

他のボトルのオイルも試してみます。どれも甲乙つけがたいおいしさ。
いずれのオイルも実に香り高く、実にさわやかな味わいで全く油という感じがしません。スプーンにすくって飲みたいくらいの良い香りです。

私は仕事柄、欧州各国はじめかなりの国々を回ってきました。パンの王国とも言われるフランスでも数々のパンを食してきました。
もちろんフランスのパンも大変おいしいのですが、クロアチアの小さな村のKonobaの焼き立てパンのおいしさは、全く引けを取りません。
フランスパンとは食感が異なりますが、もちもちした歯触りと、イストリア産のオリーブオイルに絶妙にマッチするおいしいパンです。

メインディッシュが届く前から、すっかり感動してしていた私の目の前に、待望のトリュフソースのランプステーキがやってきました!!


待望のイストリア黒トリュフたっぷりのランプステーキが!!

暖炉の炭火でじっくり焼き上げられたランプステーキにトリュフがこれでもか!と、たっぷりかかったクリームソース、トリュフの香りが広がります!
もうその香りがたまらず、早速ナイフを入れます。

欧州でありがちな、なかなか気合の入った固めのステーキを想像していましたが、まるで日本の黒毛和牛のように、スッとナイフが入る柔らかさに驚きます。欧州の一般庶民向けのレストランではなかなか出会わない柔らかさです。
トリュフソースをたっぷり乗せて、待望の一口!

「・・・・・!!!!」
「・・・う、うまーいっ!!」
なんという絶妙な焼き加減! ほのかな炭の香ばしい香りとトリュフの濃厚な香りが受話っと広がる肉汁と共に口いっぱいに広がります。

ああ、なんて美味しいんでしょう!!
今まで数々のステーキをいただいてきましたが、正直トップクラスではないでしょうか!
そしてソースとお肉の味のバランスが、もう最高に絶妙です。塩辛すぎず、スパイシーすぎず、お肉のうまみとトリュフの香りが最大限に生かされた味付けです。

猛烈に感動してしまいました。
クロアチア料理、おそるべし。

これまで食ならフレンチ、イタリアンとよく言われてきましたが、そこにがっつり割り込んでくるクロアチアン。
初めて入った田舎の小さなレストランで、いきなりこれほどのおいしい一皿に出会ってしまったことに、強烈な衝撃を受けました!
もちろん、味覚には個人差がありますから、あくまで私の個人的な感想ではありますが、お世辞抜きに本当においしかったです。

また、クロアチアではお酒類、特にビールが安いことも隠れた名物です。
レストランのメニューを見ても、ミネラルウォーターやジュースと、ビールの値段は変わらないかむしろ安いくらいです。
ビール好きの方にはこれまたうれしいですね!

トリュフにはビールもなかなか相性がよく、トリュフ風味のビールもイストリア名物です。
是非、イストリアに来たらトリュフ料理とクロアチアビールを楽しんでみてください。

【満腹になってホテルへ】

クロアチア料理の感動的なおいしさにすっかり満たされて、満腹になったらホテルでゆっくり休んで、長旅の疲れを癒します。
今回のツアーでは、アドリア海に面した4つ星ホテルをご案内しました。

さすがにこの時期の海水浴はかなりの根性を要しますが、海は大変きれいで、朝のシーサイドをジョギングしたりするには催行のシチュエーションです。

ホテルには大きな室内プールと、ジャグジー、サウナなどがあり、移動の疲れをいやしたり、大会後のリカバリーには最適なホテルでした。





まずは移動の初日を終えて、明日は100マイルレースの 中間エイドから後半~ゴールまでの視察オプショナルツアーです!

②へつづく・・・























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