
2020ツールドフランス観戦ツアーの募集が始まりました!
昨年のツールは若きスター、若干23歳のベルナルがコロンビアに初めてのマイヨジョンヌをもたらし、最後まで白熱の熱戦が繰り広げられました。「映像で見るツールと、現地で見るツールは何が違うの?」「実際に現地で見るツールってどんな感じ?」そんな疑問をお持ちの方々も多いことと思います。 そんな皆様に大変参考になる2019年ツールドフランス観戦ツアー「アルプスハイライトプラン&シャンゼリゼVIP席観戦プラン」にご参加いただいた島岡様より、実に分かりやす現場の臨場感あふれるご旅行記をお寄せいただきましたので、ご紹介いたします。
「現地で見るツールの魅力」をぜひご覧ください!
2019年7月21日のニームでの休息日から最終シャンゼリゼゴールまで参加させて頂きました。
ツールドフランスとともにフランス各地を回り、夢のような時間を過ごすことができました。
ツアーの流れは他の方が書いてくださっていますので、私たちは項目別に、旅行前に知りたかったことを書いてみました。
書いている内にツアーの感動が思い出され長い旅行記となってしまいましたが、これから参加される皆様のお役に立てば幸いです。
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■ ヴィラージュチケットとは
今回はニーム観光局様のご厚意とスタッフ様の尽力で、「ヴィラージュ」と「ゴールVIP席」のチケットを利用することができました。
特典は
・ レース前に立ち並ぶヴィラージュエリアに入場
・ 柵の内側、コース上を歩ける
・ ゴール直後に設置された、表彰台目の前のVIP席での観戦
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7/23 ステージ16ニーム観戦の日
10:15 入場券を持ち、荷物チェックを受けタグを付けてもらい、ヴィラージュに入場。
小さい公園ほどの広さに、各スポンサーのブース、観光局、インタビューエリア、2階建てのVIP観覧席(関係者のみ)が立ち並びます。
ヴィラージュはスポンサーや家族との交流の場という感じで、時々選手がやってくるそうです。
時計TISSOTのブースでさっそくシャンパンを頂き、カラフルな料理が並ぶブースへ。
サラミ、チーズ、フルーツ、焼き菓子、HARIBO、各種ドリンク…
まるでお祭のようですが、そこはかとなく漂う高級感…とても特別な空間でした。
観光局の体験ブースで自転車に乗って素敵な帽子を頂き、各賞ジャージやメダルの展示を見て、マイヨジョーヌ顔出しパネルで記念撮影。
それまでテレビ放送で見ていた巨大マイヨジョーヌが飾られていて、テレビではなく現地にいるという実感がわきました。
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見て食べて楽しいヴィラージュを出て、次に向かったのはチームバスエリア。
ヴィラージュチケットの特典で、街中に張り巡らされた安全柵の内側、通常は入ることのできない実際のコースを歩くことができます。
ヴィラージュを出てニームの名所コロッセオの横を通り徒歩5分。
「PADDOCK」と書かれたエリアに到着すると、間もなくキャラバンカーの隊列が通り、それがすべて通りすぎると選手たちが乗ったチームバスが到着しました。
ここでもヴィラージュパスの力を発揮。
コース沿いに並んだチームバスの真横まで行くことができます。
私たちは大人気BORAがお目当てだったのですが、ラッキーなことに目の前にバスが止まり、あっという間に人垣ができましたが、出待ちの最前列で待つ事ができました。
目の前を通るサガンを見送り、人垣から出ると…
なんと選手が自転車に乗りウォーミングアップのためPADDOCKの道路を行ったり来たり!
道路を埋め尽くすのは、チームバス、チームカー、スタッフ、観客、自転車で走る選手…そしてその中に自分たちがいるのです。
これはまさにヴィラージュパスの特典かと思います。
テレビ放送では見たことがない景色に「現場感」を感じました。
遠くから歓声が聞こえ、あぁこの盛り上がりは…と思ったら、やはりピノ選手!
ベルナル選手が車の陰から現れて走り去り、続いてトーマス選手が驚くほど近くを走り抜け、イェーツ選手が右から走っていったかと思ったら、左からイェーツ選手が同時にやって来て。
本当に同じ顔、体型、姿勢で全く区別はつきませんでしたが、イェーツ兄弟のすれ違いを見ることができ、テンションMAXです。
ウォーミングアップ光景を満喫し、急いでスタートエリアに向かいましたがたどり着く前にカウントダウンが聞こえ…残念ながらスタートを見逃してしまいました。
ヴィラージュパスがあるので良い位置からスタートを見られたかもと思うと残念ですが、選手のウォーミングアップをコース内で見られるのはこの日だけでしたので大満足でした。
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スペシャルな一日はこれだけでは終わりません。
この日はスタートとゴールの2か所を観戦できるだけでなく、なんとゴール直後の表彰台目の前にあるVIP席での観戦です。
予約して下さったカフェでゆっくりテレビ観戦し、残り距離が少なくなった頃、ひな壇になった屋根付きのVIP席に入場し最前列に座ることができました。
表彰台はコースを挟んだまさに目の前です。
表彰式を待っている間、勇気を出してお仕事中のサイクルフォトグラファーの辻さんにお声かけした時に「どうやったらそこ入れるんですか?」と聞かれたほどの、本物の「VIP席」だったと思います。
目の前ではレースが流れる大画面のライブビューイングもありますが、集まるカメラマン、運ばれるマイヨジョーヌ、カラフルなポディウムガール…
目の前で行われるショーの準備を見ている時間も最高でした。
ゴールの瞬間は、最前列からは大量のカメラ機材で残念ながら見えなかったのですが、画面で見ていた選手たちが目の前に飛び込んできてあっという間に走り抜ける姿に、スプリンターの凄さを見せつけてもらいました。
ステージ優勝したユアン選手がウイニングポーズで風を受け減速する中、惜しくも敗れ項垂れた選手たちが高速でユアン選手を抜いていきます。
これがスプリントの世界!
表彰台はとても華やかで、コースを挟んですぐ向こうですので選手の表情がとてもよく見えました。
この景色をこの距離で見られたのはツアーを通して今日のVIP席しかありませんでした。
このヴィラージュパスはなかなか出回るものではないそうで、貴重な体験をさせて頂けて本当にいい思い出となりました。
表彰式後のインタビューを終えて出てきたサガン選手にサインを頂けたのも、この席のおかげでしたので本当に感謝です。
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休息日から追いかけたツールドフランスを最高の場所で見終えようと思い、VIP席観戦も申し込みました。
ご用意して頂いたVIP席のエリアは、ゴール後100mほどの席でした。
VIPエリアの目の前には巨大スクリーンがありリアルタイムで中継が見られます。
イネオス選手の乾杯シーンや、この有名なシーンも見ることができました。
VIP席にもランクがあり、ファンがいる席、メディア席、なんとマクロン大統領が来られる席!など細かくエリアが分かれていました。
本当はゴール前スプリントが見たかったので、席の場所が分かった時は残念だったのですが…
それとはまた別の感動がこのエリアにはありました。
入場の際見た壁には「TEAM INEOS」と「CCC」の文字が。
私たちがいたエリアはチームの関係者席でもあったのです。
会社関係者の方がいるのだろうと思っていたら、ご家族席でもあるそうで。
これがどういう事かというと…
ゴールを通り抜けた若きマイヨジョーヌとトーマス選手が、21日間という長い旅を終えたのは、私たちのいるINEOS家族席のまさに目の前でした。
駆け寄る家族、それを囲むたくさんのメディア…
この光景が目の前で起こったのです。
そして真横では家族と抱き合いシャンパンで乾杯するヴァンアーヴェルマート選手とゲシュケ選手が。
シャンゼリゼ表彰式は日曜日の夜に行われ、見終わる頃には22時30分でした。
その日の帰宅は不可能なため参加が難しい方も多くいらっしゃるかと思いますが、夕日に照らされたこの最高の景色を実際に見たという思い出は一生モノだと思います。
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■ サインは貰えるのか
この旅行に参加する目的の一つは、選手を近くで見ること、できればサインや写真を撮る事だと思います。
私たちの第一希望は
「サガン選手にサインを貰いたい!」でした。
その為サインペンを黒白金色と7本持参して挑みました。
結果、初日の休息日、ニームVIP席とシャンゼリゼVIP席では集合時間ギリギリまで粘ったところ、表彰式後15分ほどでサガン選手が出てきたのでサインを貰う事ができました。
絶対選手と触れ合いたい!となると、出待ちで1時間待つ覚悟は必要かと思います。
私はイネオスのチームもじっくり見たかったのですが、ガードが固いとの噂があったのでイネオスは諦めBORAに集中しました。
もちろん目の前にいても貰えない事もあります。
ステージ16ニームでのスタート前、ヴィラージュパスの力を生かし、チームバスの真横で40分待ち、目の前で見る事はできましたが残念ながらからサインを貰う事はできませんでした。
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サインを貰える最大のチャンスはやはり休息日です。
休息日の選手のスケジュールは大体、午前中休みか、人気選手は記者会見。
ランチを食べ、練習に出かけて1~2時間でホテルに戻る、になっているようでした。
休息日は3時間ほどのフリータイムがありました。
その内の1時間をBORA滞在ホテルのチームキッチンカーの横で出待ちに使い、サガン選手とダニエル・オス選手のサインを頂くことができました。
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練習出発と練習戻りも見たいものですが、どこを通るかいつ来るかは分からずなので、限りある時間では狙って見られるものではないと思います。
私たちはラッキーなことに、道を歩いていると歓声が上がり、モビスターの選手たちが練習に出かけるところに遭遇しました。
またホテルに帰る車に乗り込んで出発する直前に、ヴィヴィアーニ選手が練習から戻ってきたので、慌てて車を降り、サインと写真を撮って頂く事もできました。
休息日でのランチ後、私たちがイネオスのチームバスを見に行っている間に、ランチをしたホテルのロビーにはアラフィリップ選手が来ていたそうで…これは本当に残念でした!
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そしてサインを頂くのに最も必要なのは「勇気」です。
選手は分単位のスケジュールで動いていて立ち止まることはありません。
つまり移動中の選手にこちらから声をかけて、臆さず、でも選手に迷惑にならない範囲で積極的にいくしかありません。
実際に、ヴィヴィアーニ選手と写真を撮った直後に、すぐ後ろをマス選手が通ったのですが声をかけられず、あっという間に行ってしまいました。
どこに触れ合いチャンスがあるかは分からないので、すぐ出せるところにカメラ、サイングッズを常に準備しておくことをお勧めします。
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また、諦めていたイネオス選手との遭遇もありました。
ステージ19のティーニュ、まさかのコース短縮となったあの日。
観戦場所からホテルへの帰り道は、チームカーやバス、観客がごった返していました。
イネオスカーの真横を通った際、何気なく見ると車のドアが開いていて、そこにいたのは
…
前回ツール覇者ゲラント・トーマス選手でした!
選手が乗っているなんて思ってもいなかったのでかなり驚きましたが、サインを頂き、写真も撮って貰い…感動でした。
そして今日ティーニュのホテルはなんと、イネオスチームのホテルのお隣なのです。
主人が食材の買い出しにスーパーに寄るというので、私はイネオスホテルを見に行くことにしました。
ホテルの入口には15人ほどの出待ちの方々がいて、これは誰かが来ると信じて私も混ざってみることにしました。
すると5分も待たずにイネオスカーが到着し、なんとベルナル選手が降りてきました!
TEAM INEOS始動の年に、この日初めてマイヨジョーヌを着ることになったベルナル選手からサインを頂くことができました。
「おめでとうございます。あなたはグレイト。すごい!」位の英語で感動を伝えると、目を合わせ日本語で「アリガトウ」と言ってくださいました。
応援していた選手でしたので嬉しく、また彼の人柄に触れたようで感動しました。
ホテルの出待ちに加わってから、ベルナル選手がホテルに入ってしまうまで、10分もない出来事でした。
先ほどのトーマス選手との遭遇もですが、本当にいいタイミングで動けたと思います。
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■ 観戦場所
ニームではスタートとゴール、ガリビエ峠では頂上に至る登り、ポンデュガールでは橋のふもとのスタートなど色々な種類の場所で観戦ができました。
また「次の待ち合わせは表彰式後にこちらのカフェで」など、とても自由に動くことができました。
ガリビエ峠ではスタッフの方が3日前から場所取りをして下さり、大きなテントにはハイテーブルと椅子も設置。
標高2,000mを超えているのにこの日も暑く、日陰に入れるのも助かりました。
テントには名物料理のラクレット、チーズやサラダにドリンク…
山を登ってくる方々が屋台と勘違いし、「ワオ!ラグジュアリー!」と言って下さるほどの豪華さでした。
ガリビエ峠の途中には無料トイレありのご飯お土産処が一軒ありましたが、それ以外にはご飯の屋台は見かけなかったので、用意して下さったアルプスの絶景を見ながらのブッフェは、あの時ガリビエ峠にいた観客の中で間違いなく一番ラグジュアリーな空間だったと思います。
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もちろんこちらのテントで優雅に観戦もいいのですが、私たちはまさに頂上で観戦をしてみたかったので更に登って観戦場所を探す事にしました。
ですが頂上は100人を超えるほどのサイクリストでごった返し、頂上手前は通過予定17時の4時間前でしたが沿道に2人が座れる空きはなく、少し坂を下り、頂上まで500m地点のヘアピンカーブを超えた所で観戦することに。
椅子で場所取りをしたらテントに戻ってご飯を頂く予定でしたが、隙間なく沿道を埋める観客は全員その場から動かず待つスタイルのようで、シートと椅子だけの場所取りは不在にすると場所がなくなりそうでしたので、主人と交互に坂を下り、ご飯を頂きに戻りました。
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場所取りをしたのが13時、15時にキャラバンカーが、17時に選手たちが登ってきました。
文字にすると4時間という長時間ですが、日本から持ってきていた上に乗る事もできる折り畳み椅子のおかげで楽に待つ事ができ、素晴らしい絶景と次々坂を登ってくるサイクリストを応援したりなど、見るものすべてが楽しく待ち時間を楽しめました。
さすがサイクリストの聖地ガリビエ峠、たくさんの自転車を見ることができ、自転車好きの方にはたまらないと思います。
もちろんハイエンドの自転車も見かけましたが、年代物の錆びついた自転車、ベビーカーを後ろに連結した自転車を見かけた時は驚愕でした。素晴らしい脚力です。
つづら折りを上から見下ろすこの観戦場所は最高でした。
山頂近くは電波状態が悪くレース状況を把握できていなかったのですが、隣で観戦していたフランス人の方が次に誰が登ってくるかを教えてくれたので、遠くに見える選手がどんどん近づいてくるドキドキを楽しめました。
そしてヘアピンを駆け上がり目の前を通過する選手を、念願の「ALLEZ!ALLEZ!」と応援することができました。
一番の急勾配から続くヘアピンカーブ直後の観戦でしたので、スピードが落ちゆっくり見られるかも…との思惑でしたが、そんなことはなくグルペットでさえあっという間に通過していきました。
中でもステージ優勝したキンタナ選手の走りは圧巻の一言。
本当に背中に羽根が見えるかのようでした。
そしてさらにラッキーだったのは、サガン選手がファンに自叙伝を渡され、走りながらサインを書く姿を見ることができました!
スプリンターにもかかわらず、ヘアピンカーブの手前でもサインを書ける技術とサービス精神に感動しました。
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■ 観光
ツールの観戦旅行は、朝から移動、観戦、また移動と目まぐるしい日々ですが、その合間を使って、日本ではメジャーではないフランス各地の素晴らしい土地を巡る事ができました。
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やはり何といってもアルプスの山々の景色は格別でした。
ガリビエ峠では電動自転車で登りながら氷河を眺め、ティーニュではロープウェーでモンブランを望む高台まで。
遠くに雪山を望み、足元には瑞々しい草と小さなお花、吹き抜ける風。
この誰もが見たことのある「アルプス」という景色が、絵葉書でもテレビ画面でもなく目の前に360度広がる爽快感は素晴らしかったです。
ヨーロッパで1番の高地にある都市、ブリアンソンの城塞都市も素敵でした。
その日はポンデュガールでのスタートを見て、13時に大型のバンに乗り移動開始。
長旅ですが、途中遠くにツール名物のヒマワリ畑を見たり絶景の山々を眺めながら、2度の休憩を入れて、320㎞、6時間の車の旅を楽しめました。
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ブリアンソンに着いたのは19時。
まだまだ明るく、ここからは自由行動でしたので、荷物を部屋に置き休まずに観光に出発です。
ホテルから坂道をゆっくり歩いて30分。
堅牢な岩の砦世界遺産ブリアンソンの街並みが見えてきました。
街のメイン通りは、道の真ん中に溝があり水が流れる珍しい坂道。
その両脇のお店は20時でしたので閉店中ですが、かわいいショーウィンドウが並びます。
双子の塔を持つ教会を見て、街を抜けて城塞に向かうとちょうど夕日の時間。
アルプスの山が赤く照らされ美しい鐘の音が鳴り響き…とてもいい思い出となりました。
またブリアンソンのホテルの横には「Casino Drive」というスーパーがありました。
チーズは100種類、生ハムサラミも50種類以上はあり、お菓子やコスメも充実、海外スーパーマーケット好きにはたまらない巨大さでした。
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ニームの街にはコロッセオや寺院など派手な観光名所もあり楽しめましたが、ホテルからゴール地点への移動の際に歩いた30分は、1枚の写真も撮っていない何も見るべき物がない「ただの道」なのですが、「見知らぬ街の見知らぬ道をただ歩いている」という不思議な感じでそれもまた旅の醍醐味かと思います。
また夏真っ盛りで日没が遅く、21時前まで明るいというのも最高でした。
日没がこんなに遅いとは知らず、ニームでは美しい夕焼けの時間にレストランを予約してしまい高台のマーニュの塔からの夕焼けを見逃してしまいました。
夕景好きの方は日没時間にご注意ください。
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パリでは、ホテルに着いた後、10時半頃から16時の集合まで自由時間でした。
マドレーヌ寺院から徒歩5分という立地のいいホテルで動きやすかったです。
パリの街は猛暑が続き、街並みに異変が。
落ち葉が道を埋め、まるで秋の風景のようでした。
ですが心配していたほど暑くはなく、20℃ほどで過ごしやすくて助かりました。
やはりパリ観光も満喫したいと、まずはホテル近くのパトリックロジェのチョコとヤンクヴルーのお菓子を買い、サクレクール寺院に行き、ランチを食べて…
もちろん楽しかったのですが、ふと気付けばツールの空気がまったくない!
街を飾るポスターもなく、ツールTシャツを着て盛り上がる観客もいない…
今日でツールドフランスは最終日。
パリで普通の観光をしている場合ではなかった!
やはりここはツールドフランスを満喫し尽すために、ルーブル美術館をスタートにしてコースを巡り、ツールドフランスに彩られたシャンゼリゼ通りを散策すべきでした。
コース周辺は道路規制で動きにくいそうですが、それを楽しみたかったです。
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■ 服装
アルプスが最低気温13度、また数日雨予報でしたので、夏服と冬服が必要かと大荷物となりました。
ですが実際は、標高2,600mのガリビエ峠でも日が眩しいほどの晴天で、ほとんどの方はTシャツ、日焼けでのほてり防止のために上着を着るほどでした。
また標高2,100m遠くに雪山モンブランを望むスキーリゾート、ティーニュですが、こちらも日中はTシャツ、少し肌寒いとき用にサイクリング用のロング手袋かストールがあれば過ごせました。
ですが夕方からは雨が降り、一気に気温が下がりやはり冷えました。
この日は徒歩圏内に各チームが滞在していたので街歩きをしましたが、薄手のブルゾンかパーカーが必要でした。
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海外旅行の際は、部屋で洗濯をして荷物を減らしたいものですが、今回の旅行はほぼ日替わりホテルな上に朝にはチェックアウトでしたので、夜洗って乾くか分からずこまめに洗濯はできませんでしたが、ティーニュのホテルはキッチン付きの貸別荘のようなホテルでドラム式洗濯機が使えました。
またバスルームにはタオルウォーマーもあり乾ききらなかった物を干せて便利でした。
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シャンゼリゼのVIP席の服装も悩みました。
やはり最後のスプリントステージですので、主人はSKODAの緑Tシャツ、私はツールカラーのニットを着ていきました。
INEOS席でしたので、コロンビア応援の方が盛り上がっていました。
この写真を見ると皆さんカジュアルですが、ジャケットとワンピースの方もいらっしゃいました。
おしゃれをしてシャンパンを飲んで、ツールドフランスの華やかな最終日を満喫するのもいいと思います。
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色々書いて参りましたが観戦記は以上です。
長文をお読みいただきありがとうございました。
最後になりましたが、私たちの個別のニーズにも臨機応変に細やかに対応してくださった久保様、飯野様、ロマン様はじめスタッフの皆さまに感謝申し上げます。
ツアー途中参加のアレンジ、ホテルの延泊の際の手配など、ここまで親身になってくださったツアーは初めてでした。
また趣味を同じくする皆様と一緒に旅をし、感動を現地で共有できたことがとても特別な体験でした。
本当にありがとうございました。
Staff Comment
島岡様
この度はフィールズオンアース ツールドフランス観戦ツアー「アルプスハイライトプラン」「パリシャンゼリゼVIP席観戦」をご利用いただき誠にありがとうございます。
島岡様ほど入念に下調べを行い、これほどまでに隅から隅までツールを満喫されたお客様は初めてかもしれません。
ツール観戦は多くの不確定要素があり、お目当ての選手に会えない可能性もありますが、多くのスター選手と会うことが出来、サインや写真も大量にゲットできたことを、スタッフ一同嬉しく拝見いたしました。
ツールドフランス観戦ツアーは準備ツアー造成も非常に難しく、我々スタッフもなかなかハードルの高いツアーなのですが、こうして最大限ご観戦をお楽しみいただけて、このような素晴らしいご旅行記を頂けることが、何よりうれしいです。本当にありがとうございます。
また多くの皆様に島岡様に感じていただいたような感動をお届けできるように、尽力してまいりますので、またご一緒できることを心よりお待ちしております。
フィールズオンアース 久保、飯野
参考旅程
参考旅行代金 お一人様あたり(航空券代を除く料金です)
¥273,550JPY〜¥315,870JPY
7/11(13)-19 (6泊)8泊 ツール・ド・フランス② アルプスハイライト ツール終盤の山岳ステージ観戦、グランコロンビエール、マドレーヌ、個人TT観戦 |
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2020-07-11 (土) |
ジュネーブ空港到着 到着ホールでツアースタッフがお出迎え。ジュネーブホテルへチェックイン ジュネーブご宿泊 |
ジュネーブ(予定) 泊
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2020-07-12 (日) |
![]() 朝 ホテルにツアー専用車がお出迎え 第15ステージ Lyon~ Grand Colombier 175km 山頂レストランをリザーブ。レストランでランチを楽しみにながらレースを待ちます。(変更の場合あり) ご希望者は、レース待ち時間にハイキングをご案内いたします。(往復合計 約2時間程度予定) 【電動アシストバイク、コロンビエール峠クライム】 レンタルバイクオプション電動アシストバイクで、ツール伝説の峠「コロンビエール峠」に挑戦! 別途有料オプション 観戦後、ホテルへ移動(シャンベリー、もしくはグルノーブル予定) 夜 ホテル到着 |
エクスレバンもしくはグルノーブル予定 泊
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2020-07-13 (月) |
![]() 朝 ホテルにツアー専用車がお出迎え「チームホテル訪問ツアー出発」 9:30頃 チームホテル到着予定。 集合場所ご案内後、各自自由見学 14:00頃 集合、チームホテル出発予定 【ツアー② ショートプランご到着】※ショートプランはチームホテル訪問ツアーのご参加は原則出来ません。 ジュネーブ空港ご到着英語ドライバー、ネームプレートを持って到着ホールでお出迎え ホテルチェックイン |
エクスレバンもしくはグルノーブル予定 泊
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2020-07-14 (火) |
![]() 第16ステージ La Tour de Pin~ Villard de Lans ゴール周辺観戦予定(変更の場合あり) グルノーブルかアヌシー宿泊予定 |
アヌシー予定 泊
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2020-07-15 (水) |
第17ステージ Grenoble~Méribel ツール伝説の峠「マドレーヌ峠」でBBQ観戦予定(変更の場合あり) BBQ+お飲み物現地ご精算 ツール待ち時間にマドレーヌ峠でのハイキングご案内可能 【電動アシストバイク、マドレーヌ峠クライム】 レンタルバイクオプション電動アシストバイクで、ツール伝説の峠「マドレーヌ峠」に挑戦! 別途有料オプション |
アヌシー予定 泊
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2020-07-16 (木) |
![]() 第18ステージ Méribel~ La Roche sur Foron ステージ後半、平均斜度11%超の激坂 Montée du Plateau des Glière観戦予定 (Cormet de Roslandに変更の場合あり) 観戦後 アヌシーへ移動 ホテル到着 |
アヌシー予定 泊
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2020-07-17 (金) |
第19ステージ Bourg en Bresse スタート観戦 フラットステージのスタート観戦。チームカーパドックや、グッズショップでツールグッズゲットのチャンスです。 【ヴィラージュ入場オプション】スタートVIPエリア「ヴィラージュ」入場をご案内可能です。(完売次第終了) フリードリング&現地名産品スタンド、大会スポンサーグッズ等多数!スタート前に多くの選手がヴィラージュに立ち寄ります。 1名様 +¥39,700 スタート観戦後、ホテルへ移動ホテルチェックイン |
アルザス予定 泊
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2020-07-18 (土) |
第20ステージ 個人TT Lureスタート スタート地点でウォーミングアップする選手やTTバイクを見学予定。 スタート観戦後パリへバス移動予定 |
パリ 泊
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2020-07-19 (日) |
【アルプスハイライトのみの皆様】ホテルにてご朝食 ホテルチェックアウトご出発時間に合わせて、送迎ドライバーがお出迎え送迎車で空港へご出発(現地解散) 【パリVIP観戦オプションの皆様】午前中 自由観光 午後 ホテルロビー集合 VIP観戦エリアへご案内最終 第21ステージ パリシャンゼリゼ観戦 表彰式観戦 VIP観覧席(ゴール後約100m前後) 表彰式を観覧可能オーロラビジョン観戦可能 |